2007年 09月 22日
絵画鑑賞の秋 |
大好きな1枚の絵があります。
出会いは18才。
念願かなって
建築室内設計を学ぶため東京でひとり暮らし始め
友達も出来 学んでいる事が面白く楽しかった頃
自然と
学校の席が近い仲間達とグループが出来
建築を観にいったり 遊んだりとしていました。
私は高校を出てすぐ入った学校でしたので一番年下。
大学受験に失敗したり、一度働いたり、
違う学部からの編入などさまざまで、
みんな個性的でユニークで 今でも 付き合いが続いている。
その中にひとりに PAPA(夫)がいました。
大学の機械工学部に通いながらの彼は
グループの中では一番年上でした。
ある時、大学の同級生の 絵を見せてくれました。
その時、なぜだか【ドキッ】としたことを今でも覚えています。
もちろん、口には出さずにいました。
(あの頃は若かった!今のようにおしゃべりではありません(笑)
小さな絵です。
川岸にひっそりとした佇まいの家並み 静かな雪と
コバルトブルーの色合いが
雪景色なのに明るい感じがしたのです。【好きだなぁ!】
雪国育ちでない私、
長野出身のkoshiharaさんの絵に魅かれたのですが、
まだ若かった私は 作者に興味を持つより
その絵に魅かれ 会おうと思えば 夫に頼んで会えた彼には
会いませんでした。
初めて新潟に遊びに来た時は夏でしたので気づかずにいましたが
嫁いで冬になり雪が降り 春待つ頃になると
川岸に建っていた我が家の風景と絵が重なりました。
はじめてその絵を観たときから もうすぐ30年が経ちます。
リバーサイドの家から引越しをした今
今では 少し色あせてしまった絵ですが
夫も私も大好きな絵に変わりないと確信しました。
大事にしたいと思いました。
その絵のこと 忘れていたのですが・・・・・
忘れていたこと思い出させてくれるのは・・・秋だからでしょうか?
今リフォーム仕事に入っている現場のご近所さんから
絵画展のお誘いを頂いて、
今日 二人で 仕事の合間を見て鑑賞してきた絵画展は三条中央公民館。
by today-kyouwa
| 2007-09-22 15:15
| 絵画(ギャラリー)